今日は茶箱にてRainbow6という一発限りのかんしゃく玉みたいなハードコアイベントを開催しましたよ。これ実は3年位前?から茶箱でガチハードコアで、高品質な音でやりたいよねーってことで呼びかけたのが基になっていて、結果的に皆の予定が合わなかったりしてやるやる詐欺みたいになっていた所で「うーんいつかやらんとなー」ってことで一念発起したとかそんな感じでして。
DESEOよりもROCKWESTよりもいい音でハードコアする!今現在、俺の存在は都内ハードコアシーンの本流から遥か遠く離れておりますが、だからこそ俺はこういう手段でハードコアする!とかそういう反骨的な所も無きにしも非ず。何言ってんだかわかんなくなってきた。まぁ反省点はいっぱいあります。ネットDJでもあるのだからその辺もっと活用して宣伝すりゃ良かったとか。まぁ今言ってもキリがないし「やらなかったこと」よりは「やったこと」を書き残して後に残るようにする。
オンラインフライヤー用の画像も自作なんだけど、虹の写真はGoogleイメージ検索でどっかの外国サイトから引っ張ってきた奴を加工して、あとは文字を乗せるだけの簡単な…簡単じゃねーよ!フライヤーデザインをホイホイ出来る奴すげーな!GIMPの使い方これでだいぶ覚えたわ!やーこれをスッと出来る人は確かにこれでメシ食えるわ。リスペクト。
16:00-17:00 Sango
さてタイムテーブル順に書いていきますがトップバッター俺。自分のイベントだし最初の一発目のキック鳴らしたいし、別の人に一番手任せて客足鈍かったら可哀想だしとかそういう計算。最初なので前半30分はもう徹底的に90'sハピコア。KFAを代表とするブレイクビーツ祭りです。そこから少し4つ打ちの王道ハピコアに乗せてきて、残り10分くらいの所からは二番手に渡すためにドラムン・ラガジャンっぽい流れに。まだ録音聴いてないんで何とも言えませんが仕事は出来たんじゃないかな。うん。
17:00-18:00 楽天斎
Akibaスペース6.0のイベントの時に間近で見ていたので、二番手は薄々決まっていたんですが、中々難しいポジションですココ。トップバッターが暖めた所からもうちょいヤマを作っていくポジションなのでドラムン・ラガジャン・ちょっと古いトラコアハピコアを武器として持つ楽天斎くんはやはりここかなぁ、と。ハードコアなので緩急を付けるのが特に難しいんですが、派手になり過ぎずグッと押さえつつでもバキバキ、という一見矛盾しつつもなんとなく納得、という役どころをしっかりやって貰いました。グレイト!
18:00-19:00 tomad
出演者の中では一番の若手。今回意図したわけじゃないけど割と年齢的にはバランスがいいんです。その実力は各所のイベントで推して知るべきという感じでピーク寸前〜ピークにかかる辺りという三番手。なんならここでBPM400になる展開でも全然OKかなーと思っていたくらいなんですが硬めの音で貫くまさにハードコアミニマル的な展開にちょっとびっくり。こういうプレイやブレイクコアも両方しっかり出来るんだから恐れ入るというか末恐ろしい!もっとやれ!途中で音飛び(低音でHDDヘッド退避した?)に少々悩まされたものの貫禄のある、堂々たるプレイ。
19:00-20:00 Asshi
タイムテーブルを伝えた段階で「俺一番手だと思ってたよー」って謙遜していますが4番手です。ハードコアにも色々あるけども個人的には圧死くんのやってる辺りのブレイクビーツは中盤〜後半でいい輝きを放つ、まぁ派手ジャンルとか言ってしまうとあんまりなんですが、ここまできちんと段階を踏んできた上でドーンと出すとかなりいい感じになる、そういう目論見でここです。予想通り思わずウオー!!と声が出る素晴らしいプレイでした。このレポで気になった人はニコニコとか見るとよいと思った。
20:00-21:00 Technorch
さてテクノウチくん。よく考えたら茶箱でハードコアやろうよって彼に最初に言った気がする。そんときゃ「やりましょうよ!」って言ってくれたのでまぁようやく約束を果たせたと。長かったねー。んで今回はどんなのやるのかなーひょっとしてデステクノ?ガバ?と色々頭を捻っていたんですがハッピー○○でもトランス○○でもなく、ド直球のまさに「ハードコア」だった!動画を参照して貰うとわかりますが、まぁ徹頭徹尾こんな感じです。黒いです。素晴らしい。それにしても彼のDJを見るたびに思うのは恐ろしいほどの精度。それも才能だなー
21:00-22:00 marix
DJハシビロコウ!ハシビロコウじゃないか!!…というわけで視界9割カット聴力3割カットでお送りするハードコアハシビロコウ。どんな曲が来るかなー最後だしハッピー好きだしわいわいトランスコアかしらんと思ったらこれがハードになった外見に負けない程度にまたビートが黒い!良い意味で裏切られました。大トリをお願いして大正解…ってトリだからハシビロコウ…だった……の!?……さておき、marix姐さんは茶箱界隈の中で「自分よりも早くハピコアDJしてた人」ってことでハードコア先輩なわけです。まぁそういった意味でも先輩をここ一番でお呼びできたのは嬉しいことです。圧倒的な存在感。
VJ: Winamp
おまけ。今回は各方面で都合が合わなくてVJをアサイン出来なかったんですが、先日別のイベントで3DOでグリグリと映像動かしてるのにヒントを得てちょっとPCに自動的にやらせる事にしました。WinampのInput-PluginにはLine入力に対応したものがあるので、ミキサーの出力をPCのUSBオーディオデバイスに食わせてその信号でWinampのVisualization-PlugInをグリグリと動かして音と絵を同期させるということをやってます。機械ですからタイミングとかは正確で、上の動画を見るとわかる通り、思ったよりもずっといい仕事をしてくれたなーと。後はもっとプラグイン増やしてそれを更に勝手にローテーションするプラグインとかあれば実用度は更に上がるのではないかと。まぁ人間VJのネタの多さと展開力には敵わんけども。
まーそんなわけでおいらのワガママに付き合ってくれた皆さん、ありがとうございました。今回都合が悪くて出演できなかったTAKくんが無茶苦茶悔しがってたので、んー次回あんのかなーどうすっかなーとは思っているものの、今のところようわかりません。多分また一発限りの名を変え品を変えみたいなイベントになるのではないかと。