TRAKTORの音量話。
先日のHardonize Radioにて、InternalMixerでの音量セッティングを色々いじった挙句に音が割れる事態になったので、
色々とNIの公式設定参考にしたりして直してみました。インターフェースはXone:K2でテストに使った音はアナログ録音して-10dBでオートマキシマイズした奴とか、デジタル購入した奴とか、割と満遍なく上から下まで出てる派手系の曲なので、まぁ現場で使うものに近いかと。

現在の自分の設定。AutoGainオン、リミッタオフ、Headroom -6dB
ただこの設定、まだ現場で鳴らしてないんで不安なんですよ…
ということで考えましたね。実際現場で鳴らしている先輩方に聞くのが手っ取り早い上に信頼出来るじゃないですか…!!ということでMOGRAや茶箱という音的にシビアな場所でハードテクノを3DECKミックスしまくっている、秋葉原重工の役員(レジデント)二人にここのセッティング内容を聞く事が出来ました。何度もプレイを聞いている中で、音が変だとか割れただとかそういうのを感じたことは無かった、という点において個人的な経験も含め、非常に信頼出来るソースだと思ったわけです。

オーディオI/F兼コントローラはスタントンのSCS.1m
↑これはフミアキさん(
@gatearray)の設定。AutoGainオン、リミッタオフ、Headroom -6dBということで自分がやった設定と全く同じ。「パラ出しの時でもゲイン周りの設定は変えない」とのこと。

オーディオI/F兼コントローラはアレヒのXone:K2
↑これはwatさん(
@shugoh)の設定。AutoGainオン、リミッタオン、Headroom None ということで、Headroomを使わない代わりにリミッタで音割れを抑えるようになっている模様。「このセッティングだとわりとバツバツした感じになるかも。ロングトーン使ってる曲をよくかける人はあんまり好みではないかも」とのこと。
リミッタとHeadroomはどちらかがオンであればそれで良いというか、どちらで音割れを防ぐようにするかがチョイス出来るって考えると良いのかな。勿論それぞれの機能で音量が調整される上でのクセはあるだろうから、使ってる楽曲とか現場での鳴り方によって好みの方をチョイスするのが良いのでは。だから勿論ここのセッティングは「これが正解だ!」ってのが無いわけで、でもこの2通りの設定を並べてみる限りでは「大体この辺で間違いはない」という風には言えるんじゃないかな、と。
さて、このセッティングでの鳴りが実際どうなのかは……!?
秋葉原重工に行って体全体で感じて確認してみるといいんじゃないかな!と思いました。