

今日はクリケットだけグローバルマッチしたけど、18と19が苦手すぎる…特に18。シングルで構わないから確実に取っていけるように練習せんとなー。今日だけのアベレージとしては1.9くらいでボチボチ。2.0〜2.2くらいがコンスタントに出るとBフラが見えてくるので良いね。春までには何とかなるかなぁ、というペース。んで年内にはAフラをキープしていきたい。
とまぁ割とガチでダーツへの取り組みが続いているんだけども、何でそこまでかと申しますと、話は中学生の頃まで遡る。
当時身長160ジャストだったさんご少年、ド田舎県のド田舎過疎村の中学に入学して早速やるべき事は部活決め。しかしド田舎なもんで選択肢がバレー、バスケ、吹奏楽の3つしかない。帰宅部は不可。ムラ社会、くるっとる。結局バレーを選んだのだが何せ身長は160。中学までの運動部というものはその時に持っているガタイで9割レギュラーが決まってしまう超ウルトラクソゲーですので人並みに頑張ったところで3年間スタメン入りは出来ません。大会や練習試合の度にスタンドからレギュラーを応援し、ベンチを眺める日々、潰れる土日、出来る後輩がベンチ入り、どんどん膨れ上がるルサンチマン。傘が無い。井上陽水。
そんな3年間の最後の締めくくり、公式戦で「大差リードだしサーブ1本決めたら勝ちだし出しとくか」という状態で思い出出場した時に打った会心の、理想的な無回転の、3年間のそれなりの努力が詰まったナイスサーブをファインプレー的に相手が拾ってしまった時点で、心が完全に折れました。クソゲー。運動部は超クソゲー。天賦の物を持っていない人間が近付いたら容易に傷つけられ、曲げられ、折られる。何と不平等で残酷な世界か。そんなこんなですっかりチームプレーとか運動部とかが嫌いになった少年、「二度とあんな屈辱的な思いはすまい!!!」と心に固く誓って高校大学はマッハでコンピュータ部に入部です。ギーク一直線。そっちはちゃんと多数ある選択肢から自分できちんと選択しただけあって楽しかったですよ。
そこから20年、遅まきながらダーツを始めてちょっと驚いたのは「何と平等で個人主義なスポーツか!」ってことだった。理論値あります。上達具合は全部数字で出ちゃいます。曖昧さはありません。身長が高かろうか低かろうが、体重が重かろうが軽かろうが関係ありません。持久力や強い心肺機能なんかいりません。理想のフォームなんてありません。自分に合ったフォームで投げた結果が理論値に近ければいいんです。出来る事なら、あの頃にこういうスポーツがしたかった。放っておかれて、自分で納得行く数字が出るまで練習して、たまにアドバイスを貰うくらいの取り組み方がよかった。今ようやく自分から進んで「スポーツ」やっとるなぁ、と。そういうもんだろう本来スポーツって!学校の取り組みだから強制的にとか、選択肢の無い中から仕方なく選ぶとかじゃなく!だから今やってるのは、あの中学の3年間のどうしようもない時間へのアンチテーゼもあるのかなぁと。やりたくもない競技に貴重な時間を削られたという思いがちょっと救われるというか。
そんな訳で、改めてオススメですよ、ダーツ。